ル・モクバのもくもく爆丸

B.A.C.半公認キャラクターの"ル・モクバ"とローディーの西川が爆丸の記事を綴ります。

タカラトミー爆丸 個人的統括

西川です。
綺麗にまとめる自信がないので
以下思った事からつらつらと書き綴ります。

◆展開について◆

玩具展開は展開開始前と直後に書いた記事2つから変わらぬ印象のまま
あっさりと終わってしまいました。

ru-mokuba.hatenablog.com

ru-mokuba.hatenablog.com

バンダイの『モンスーノ』の時ほどではないにしても
それに近い惨敗だったと思う。

価格が高かったのは間違いなく敗因だけど
仮に現状の半額だったとしてもヒットしたとは思えない訳で。

セガトイズ版が成功した大きな一因であるイベントの重要性には
理解を示しつつも
イベントスタッフはメーカーから用意せず
ツールを店舗に提供するだけだったりと
台所事情が垣間見えてつらかった。

ゲームのルールは結構考えたんだろうなぁという印象はあったのだけど
アニメがバトルブローラーズ期のノリに戻っている以上
アニメと協調してゲームが盛り上がるってのはゼロな訳で
なのでほんとに面白いルールにしないとダメで
だけど爆丸自体もバトルブローラーズ期に戻ってるから
形状や重心が転がる事を意識されてなかったり
変形の制約でデザインがモチーフを活かしてなくて
見た目もイマイチだったりで
商売として勝てる要素がなかったのよね。ほんと。

ただ海外商品を輸入して展開する以上
ああいうやり方以外できなかったはずで責められない印象もある。
それでも日本導入時にデザインだけでもクオリティ高いのに厳選はできなかったのか。
サーペンテーゼDXがアニメと異なる属性でリリースとかどうなの?

てゆっかタカラトミー爆丸に参入したのって
タカラトミーが『うまれて!ウーモ』を作れば
もっとすげぇの作れるぜ!!ってな『リズモ』を
スピンマスターに海外で売ってもらう為の交換条件だった気がしてならない。
つまり爆丸は十中八九コケるけど
リズモの(海外での)黒でカバーできる算段だった、とか。

話変わって、アニメはこの記事を書いている時点で
最新の『ジオガンライジング』がYouTubeで放送中。
ちゃんと日本語訳されてます。
おもちゃ撤退してもアニメが続けれるのって
YouTubeの収益システム様々で

当時これがあれば未だに日の目を見ない
『メクタニウムサージ』も観れたのかもしれない。
他に後半は有料放送のみになった
『ビーストサーガ』と『ベイブレードZEROG』も
今だったらYouTubeで完走できたんだろうなぁ。

◆トイについて◆

パッケージのブリスターがきつすぎて取り出す時に壊しそうだった。

ゲートカードを廃止し小型の爆コアに変えた事で
MGを底以外に設ける事が出来るようになって
DX爆丸ではその恩恵により変形のバリエーションを増やす。

加えてトランスフォーマーG2のような
軟質樹脂のしなりを考慮した変形を取り入れて
変形バリエーションを増やす。
36mm球に大型化したのも
凝ったギミックを入れやすい様にか。

バトルブローラーズ期はあきらめ気味だった足を
できるだけ自動変形させようとしている。

完全自動変形に向かうのかと思うとそうでもなかった。
ひどかったのはニリアスウルトラの首が手動変形。

カブーはズーブルズのオマージュで素敵。
強いて胴を押し込むときに鼻のように耳も自動で畳んでほしかった。

爆ギアはバトルギアを地味にした感があり
大型アイテムのドラゴノイドマキシマスも
コロッサスドラゴンやドラスロンと比べると正直弱い。

新しいと感じたギミックは
球を輪切りに見立ててそれぞれが回転して展開するトゥロックスDX。
ハイドロス等の球の中心にスライドを設けて長さを稼ぐのも素敵だった。

ただ競技トイとしてはカチッと畳めなくって
ストレス大きかったのはマイナスなんだよなぁ。
これに加えて綺麗に転がらないってのはホント致命的だった。

個人的に好きなのはシンプルにわかりやすい亀になるタートニアムと
ハサミが球を活かしてかわいく仕上がっているスコルプラス。

あとイベントで子供たちが自分と相手の爆丸と爆コア混ざって
わからなくなるのはメーカーはルール考える時にどう思ってたんだろう。
(実際混ざってました……)

今更ながら整理の為に付属爆コア一覧つくりました。
お役立てください。

ru-mokuba.hatenablog.com

◆バトルアリーナ(フィールド)について◆

セガトイズ時代のフィールドまとめの記事を書いていたので
タカラトミー版も少し。

ru-mokuba.hatenablog.com

バトルアリーナ(エントリーVer)の違いは
紙製アリーナベースの違いでフェンスは同一です。
エントリーVerは普通の厚紙でシュート時の転がりやすさが若干落ちます。
また、なぜか属性配置が違います。
エントリーVerの説明によると向きに上下があるようです。
普通のバトルアリーナは説明書とパッケージで上下向きが反対です。

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爆007_バトルアリーナ_パッケージではこの向き_説明書では上下逆向き

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爆032_スペシャル対戦セット_バトルアリーナ(エントリーVer)

他にはイベント用のバトルアリーナ(フェンスなしの一枚紙でした)がありました。

タカラトミーのロゴから上記したバトルアリーナの写真と同じ向きです。

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また、バトルアリーナではありませんが
展開開始時のノベルティ『爆技チャレンジ』のシートもありました。
爆技チャレンジは爆スロンみたいに
やりがいのあるミッションを用意できればもしかしたらと思いつつも
爆丸自体の(競技トイとしての)品質を思うと無理だったろうなとも。